私は40代後半の公務員です。中古の戸建を1戸買い、自分の手で直して人に貸す——そういう副業を始めました。この連載は、その記録です。
先に正直に言います。その1戸目、まだ入居者が決まっていません。
成功者の振り返りではなく、いま進行中の話です。うまくいったことも、いかなかったことも、金額と作業時間の実数で書いていきます。
なぜ株や投資信託ではなく、戸建なのか
積立投資はすでにやっていて、老後の備えとしてはそれで足りる計算が立っています。それでも戸建をやる理由はひとつで、50歳までに家賃収入で月25万円を作りたいからです。
月25万円あれば、勤めを続けるかどうかを自分で選べます。辞めたいわけではありません。「いつでも辞められる」という状態そのものが欲しいのです。
なぜ「自分で直す」のか
私は電気工事、溶接、塗装、水道、壁紙、浴室の交換まで、ひととおり自分でできます。すべて独学です。特別な修行をしたわけではなく、必要になるたびに調べて、手を動かして、失敗しながら覚えました。だからこそ言えます——これは、これから始めるあなたにも身につけられる技術です。
築50年前後の戸建は、古さと見た目で敬遠されて安く売られています。プロに任せれば数百万円かかる修繕を自分の手でやれば、その差額がそのまま利回りになる——これがこの副業の芯です。
この連載で書くこと
- 物件を選んだ基準と、実際に払った金額
- 作業の中身と、かかった時間の実測
- 失敗と、そこからの立て直し
私はまだ専門家ではありません。ただ、これから始める人の半歩先は歩いています。その半歩ぶんの経験を、正直に渡していくつもりです。
次回は、いま募集中の1戸目が「なぜまだ埋まっていないのか」を数字ごと公開するところから始めます。